IMF=国際通貨基金は、最新の世界経済見通しを公表し、今年の世界全体の成長率は3.2%と、1月時点の予測から0.1ポイント上方修正しました。
IMFが16日に公表した最新の「世界経済見通し」によりますと、今年の世界全体の成長率は3.2%で、1月時点の予測から0.1ポイント引き上げました。
世界的な物価上昇が2022年をピークに落ち着きを見せる中、世界経済は底堅く推移していると分析しています。日本の成長率は0.9%として、1月時点の予測を据え置きました。
IMFは「世界経済がソフトランディングに近づいている」としたうえで、政策金利を高く引き上げている各国の中央銀行が適切なタイミングで利下げに転じ、インフレがスムーズに着地できるようにすることが重要だと指摘しています。
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