ガザ地区の国連が運営する学校にイスラエル軍が空爆し、これまでに子どもを含む少なくとも29人が死亡しました。

 現地メディアによりますと、イスラエル軍は6日未明、ガザ地区中部のUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関が運営する学校を空爆し、これまでに女性や子どもを含む少なくとも29人が死亡しました。

 ガザ地区の当局者は「重傷のけが人が多く死者はさらに増える見込み」と話しています。

 学校にはイスラエルの攻撃から避難した人が多く身を寄せていたということです。

 一方、イスラエル軍は、去年10月の襲撃事件に関わったハマスのメンバーが学校を拠点にしているという情報から空爆したと声明で発表し、学校への空爆については「民間人の被害リスクを減らすため何段階もの手続きを踏んだ」と説明しています。

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