イスラエルとハマスの停戦を巡る交渉を仲介するアメリカ、エジプト、カタールは共同声明で、イスラエル側の新たな提案が当事者の要求に応えるものだとして合意するよう求めました。

 アメリカ、エジプト、カタールの3カ国は1日に発表した共同声明で、バイデン大統領が明かしたイスラエル側の新たな停戦案は「すべての当事者の要求」に応えるものだと強調しました。

 そのうえで新たな停戦案が「長く苦しんでいるガザの人々にも人質やその家族にも、直ちに救済をもたらす」ものだとしてイスラエルとハマス双方に合意するよう共同で要請しました。

 提案は3段階に分かれていて、イスラエル軍が段階的にガザ地区から完全に撤退するのと引き換えにハマスがすべての人質を解放し、最終的に大規模な復興計画を進める構想が盛り込まれています。

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