フランス内務省は、この夏に開かれるパリオリンピックを狙いテロ行為を計画した疑いで、ロシア南部チェチェン共和国出身の男を逮捕したと発表しました。

パリオリンピックでのテロ行為を計画した疑いで逮捕されたのは、ロシア南部チェチェン共和国出身の18歳の男です。

フランス内務省によりますと、男はパリオリンピックのサッカーの会場の1つである中部サンテティエンヌで、試合を狙った攻撃を準備した疑いがあるということです。

男はイスラム過激派の影響を受けていて、5月22日に内務省の下部組織で情報機関の国内治安総局が逮捕しました。

ダルマナン内相によりますと、男は「スタジアムはセキュリティが厳しいため、周辺のカフェなどの客を狙った後、治安部隊を攻撃して、自らも死ぬ計画だった」と供述しているということです。

パリオリンピック・パラリンピックへの攻撃計画が阻止されたのは、これが初めてだということです。

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