創立60周年を迎えた国防科学院で科学者、技術者との記念写真撮影に臨む金正恩朝鮮労働党総書記=2024年5月28日、朝鮮中央通信・朝鮮通信

 韓国軍合同参謀本部は30日、北朝鮮が同日午前6時14分ごろ、日本海の方向に向けて短距離弾道ミサイルとみられるものを発射したと発表した。飛行距離は約350キロで、日本海に落下した。十数発を確認したという。発射地点は北朝鮮の首都・平壌の順安(スナン)付近。

 北朝鮮は27日夜に弾道ミサイル技術を使った軍事偵察衛星を打ち上げたが、失敗していた。韓国軍は「追加発射に備えて監視・警戒を強化した中で、日米当局と関連情報を緊密に共有しながら万全の態勢を維持している」とした。【ソウル福岡静哉】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。