アフリカ・モザンビークでのコレラの流行から逃れようとした人々を乗せた船が沈没し、これまでに94人が死亡しました。船は定員オーバーだったということです。
地元メディアなどによりますと、モザンビーク北部のナンプラ州の沖合で7日、約130人を乗せた船が転覆し、これまでに多くの子どもを含む94人の遺体が収容され、26人ほどが行方不明になっています。
船はコレラの感染を避けるため、ルンボの町から沖合のモザンビーク島に渡ろうとしていた人々で過密状態になっていて、途中で高波に見舞われたとみられています。
また、この船は漁船で、当局によりますと、人を移送する免許もなかったということです。
モザンビークを含むアフリカ南部の国々では、去年からコレラの感染が猛威を振るっていて、社会問題となっています。
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