南米チリで、137人が死亡した大規模な山火事をめぐり、現地当局は、消防士ら2人を放火の疑いで拘束した。

現地メディアなどによると、2024年2月にチリ中部・バルパライソ州などで発生し、137人が死亡した大規模な山火事をめぐり、現地の捜査当局は24日、22歳の消防士と森林当局の元職員あわせて2人の身柄を拘束した。

2人は、「火事によって仕事を増やしたい」という理由で犯行に及んだとみられている。

消防士の自宅からは、マッチとタバコで作られた発火装置のようなものが見つかっていて、被害を拡大させるため、複数の場所に火を放ったとみられている。

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