アメリカ東部メリーランド州にある海軍士官学校で24日、卒業式が行われ、家族などに見守られる中、卒業生が100年以上続く伝統の帽子投げで卒業を祝った。
アメリカ海軍の士官学校は1845年に創設され、各界の著名人の出身校としても知られ、カーター元大統領も卒業生だ。現在は日本の海上自衛隊からも2人の教官が派遣されているほか、日本語の授業も行われている。
今年の卒業生は1040人で、黒い制服を来た卒業生は海兵隊に、白い制服を来た卒業生は海軍へと配属される。
卒業式にはオースティン国防長官が出席して祝辞を述べたほか、海軍所属のアクロバット飛行隊「ブルーエンジェルス」も飛行し、卒業生を祝福した。そして、式典の最後は100年以上続く伝統の帽子投げで祝った。
卒業生らは「海軍にいることを楽しみ、国のために尽くしたい」「海兵隊のパイロットになることが私の夢」と抱負を語った。
中国が台湾周辺で軍事演習を行うなど、威圧的な行動を強める中、卒業生は今後、日本を含むインド太平洋地域にも配属されるという。
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