中国軍は、台湾周辺で23日に続き、軍事演習を続けている。
一方で台湾軍も映像を公開し、警戒態勢を強めている。
中国軍は演習2日目の24日も、台湾を取り囲むように陸海空軍の合同の軍事演習を開始したと発表した。
中国側は演習について、「台湾独立を求める指導者の懲罰で、国家主権を守る正義の行動」と主張していて、台湾の頼清徳総統が就任演説で「台湾は中国の一部」であることを否定したため、今後も圧力を強めていくとみられる。
一方、台湾国防部が、中国軍の艦艇の映像を24日に公開した。
日本時間24日午前7時までに、中国軍機延べ49機が確認され、このうち35機が台湾海峡の中間線を超えたという。
台湾軍は軍用機や艦艇を派遣し、警戒態勢を強めている。
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