3月、新型の中長距離極超音速ミサイルに搭載する固体燃料型エンジンの地上燃焼実験を指導する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(手前)=北西部東倉里の西海衛星発射場(朝鮮中央通信=共同)

韓国の聯合ニュースは14日、北朝鮮が軍事偵察衛星の打ち上げ準備を事実上終えたと伝えた。政府筋の話としている。北朝鮮北西部東倉里(トンチャンリ)にある西海(ソヘ)衛星発射場の周辺状況から、米韓は今週にも発射が可能だと分析しているという。

聯合ニュースによると、北朝鮮は今月の重要日程に合わせて発射する可能性が高い。15日に金正恩朝鮮労働党総書記の祖父、故金日成(キム・イルソン)主席の誕生日を控えており、日米韓は警戒を強めている。

北朝鮮は昨年11月、軍事偵察衛星「万里鏡(マンリギョン)1号」を打ち上げ、地球の周回軌道に投入。今年は3機を追加で打ち上げる計画を表明している。

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