イランによるイスラエルへの攻撃を受けて、G7(主要7カ国)の首脳は14日、オンラインで会合を開き、「最も強い言葉で明確に非難する」との声明を発表した。

会合はG7の議長国イタリアが呼びかけ、アメリカのバイデン大統領や岸田首相らが参加し、対応を協議した。

会合後の声明で、イランに対し「イスラエルへの直接的かつ前例のない攻撃に、最も強い言葉で明確に非難する」としたほか、イスラエルへの全面的な連帯と支援を表明した。

さらに、「イランはこの地域をさらなる不安定化に向かわせ、制御不能な地域の激化を引き起こすおそれがある。これは避けなければならない」と強調した。

今回の攻撃についてアメリカ政府高官は、記者団に対し「攻撃目標などへの事前通告はなく、イランは明らかに死傷者を出すつもりだった」と説明した。

そのうえで、「衝突を望んでいるわけではないが、イスラエルの防衛を支援するために、われわれは行動をためらうことはない」とけん制した。

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