イスラエルはイランからの初めての直接攻撃に対して、即時の反撃を決めていたと公共放送が伝えました。報復の連鎖につながりかねず、緊張が高まっています。
イスラエル軍は13日夜からの攻撃について、イランから「合わせて60トンほどの爆発物を載せたドローンやミサイルなどおよそ350発が発射され、99%を迎撃した」と発表しました。
イランは、シリアにあるイランの在外公館への空爆に対する報復だとして、ライシ大統領は「敵に教訓を与えた」と声明を出しました。
また、イラン革命防衛隊のサラミ司令官らは「作戦は完了したが、反撃があれば相応の対応をする」としています。
イスラエルの公共放送によりますと、イランからの攻撃後に開かれた戦時内閣は即時の反撃を大多数の賛成で決定しましたが、ネタニヤフ首相がアメリカのバイデン大統領との電話会談で自制を求められ、決定が変更されたと伝えています。
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