中国を訪問しているロシアのプーチン大統領は、2日目の17日、黒竜江省のハルビン市で友好イベントに出席する。

現地から、FNN北京支局・河村忠徳記者が中継でお伝えする。

プーチン大統領が出席する「中国ロシア博覧会」が行われるハルビン市では、街全体から開幕に向けた機運が高まっているのを感じる。

16日、北京で習近平国家主席と会談し、共同声明に署名したプーチン大統領は、17日未明、ハルビン市の空港に到着した。

会場周辺では、警察による警備が厳重になっているが、一方でハルビン市民からは、プーチン大統領の訪問について喜びの声が多く聞こえた。

ハルビン市民「(プーチン)大統領が来ることは、中国にとってもハルビンの発展にとっても良いこと」

ハルビン市は「東方のモスクワ」とも呼ばれ、ロシア建築も多く、ロシアとの結びつきが強い場所。

このロシアの影響が色濃く残るハルビンで、両国の友好関係を誇示することは、中国の支持が不可欠なロシアにとって、欧米諸国に結束をアピールする絶好の機会となる。

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