アメリカの4月の消費者物価指数は、前の年の同じ月から3.4%上昇した。

アメリカ労働省が15日に発表した4月の消費者物価指数は、前の年の同じ月から3.4%の上昇となった。

前の月(3.5%)から0.1ポイントの縮小と市場の予測通りとなり、根強いインフレ圧力が続いていることがあらためて示された。

一方、物価の変動が大きい食品とエネルギーを除いた指数は、前の月から0.2ポイント下がり3.6%だった。

FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長は「利下げには時間を要するとの認識」を示していて、専門家からも「FRBがことし利下げに踏み切るかどうかは、今が正念場」との見方が出ている。

発表を受け、ニューヨーク外国為替市場では、円高ドル安が進み、一時、1ドル = 154円台後半をつけた。

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