大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告が黒いスーツ姿で出廷しました。報道陣の問い掛けには答えず、罪状認否では形式上、無罪を主張しました。
■裁判所の中をうかがうように動く目線…わずかに反応
水原一平被告 この記事の写真 記者「水原さん、大谷さんに一言ありますか?」
「コメントお願いします」
「水原さん、一言お願いします」
水原被告は黒のスーツに、ノーネクタイで裁判所に現れました。
真っすぐ前を向く水原被告日本のメディアは日本語で、海外メディアは英語で質問を投げ掛けますが、真っすぐ前を向いたまま口を開くことはありませんでした。
到着からほとんど表情を変えることがなかった水原被告。裁判所の入り口で立ち止まると、周囲を気にしたのか、ほんの少し変化がありました。
記者「水原さん、一言お願いします」
裁判所の中をうかがうように動く目線。記者の問い掛けにも、わずかに反応しています。
立ち止まっていたのは、およそ2分間。ここでも質問には答えません。
記者の質問にも答えず… 記者「大谷さんは本当に知らなかったんですか?」
「本を書く予定はありますか?」
水原被告は裁判所に入った後、上着を脱ぎ、持ち物検査を受けました。検査後、再び上着を来て法廷に向かいます。
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■「YES」以外の唯一の言葉「有罪答弁を避けます」■「YES」以外の唯一の言葉「有罪答弁を避けます」
日本時間15日午前3時43分、罪状認否が開廷日本時間15日午前3時43分、罪状認否が開廷します。
裁判官の問い掛けに…「YES」 裁判官「水原一平被告、名前に間違いはありませんか?」 水原被告
「YES」 裁判官
「改めて確認しますが、この書類に自分で署名しましたか?」 水原被告
「YES」 「有罪答弁」はせず
裁判官の問い掛けに、淡々と答えていく水原被告。今回の出廷で水原被告は「有罪答弁」をしませんでした。これは、裁判の形式上、必要な手続きでした。
水原被告「有罪答弁を避けます」 裁判官「これより答弁に入ります。水原被告、2つの起訴内容についてどう答弁しますか?」 水原被告
「有罪答弁を避けます」
この言葉が、水原被告が「YES」以外で話した唯一の言葉でした。
裁判は約5分で閉廷始まった水原被告の裁判はわずか5分ほどで閉廷。帰り際も多くのメディアに囲まれますが、最後まで事件に対する言葉はありませんでした。
フリードマン弁護士(水原被告の代理人)「本日、私たちはコメントするつもりはありません」
(「グッド!モーニング」2024年5月15日放送分より)
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