水原被告は裁判所でどのような様子だったのでしょうか。ロサンゼルスから報告です。

 (力石大輔記者報告)
 水原被告は裁判所の正面玄関に車で横付けして現れました。前回は姿を隠していましたが、今回は堂々と歩いて行きました。

 服装は上下の黒いスーツ、白いシャツという姿です。ただ、前回とは違ってシャツの一番上のボタンは外していました。

 ネクタイをしていなかったため、法廷に向かう被告人としては少しカジュアルな印象です。

 中には記者ら60人ほどが集まっていましたが突然、裁判所の方から別室で傍聴をするようにと指示が出て、報道陣からは抗議文が出され、現場は混乱しました。

 結局、廷内には誰も入れないまま、裁判官が混乱を謝罪する異例の展開で罪状認否が始まりました。

 水原被告は氏名などを確認されると「YES」と答えました。答弁の際にも自らの口で「NOT GUILTY」と、形式的に有罪答弁を避けました。

 スピーカーを通じた音声ですが、他人事のような声色だったというふうに感じます。

 次回は来月14日に予定されています。

 水原被告は正式に有罪答弁を行う見通しですが、判決の言い渡しまではさらに数カ月かかる見込みです。

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