通行人に向けて何かを投げつける、車から身を乗り出した2人。
この危険な行為が確認されたのは、インドの首都ニューデリー近郊。

映像を見ると、走行中の車の天井から身を乗り出す2人が、歩道に向かって何かを投げつけた。

道沿いにいる人は驚き、よけようと身をかがめている。

標的になったのは1人だけではなかった。

別の通行人にも、自分たちの後ろにいた人にも、何かを投げつけていた。

2人が立ち、投げ続けていたものは...水風船。

車の中に水風船でいっぱいのバケツを持ち、次々に道端の人々に投げていく。

なぜ水風船を通行人に投げ続けたのか。

その理由は、インドで有名な“あるお祭り”の影響だという。

それは、インドで毎年3月に行われる「ホーリー祭り」。
色のついた粉や水をかけ合って春の訪れを祝う、ヒンズー教の伝統の祭りだ。

現地メディアによると、子どもたちがこの祭りに乗じて通行人に水風船を投げる悪ふざけが横行していて、地元で問題視されていたという。

この悪質ないたずらを行った2人はその後、逮捕。
2人とも17歳の少年だったという。

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