アメリカメディアは、バイデン政権がイスラエルに対し、パレスチナ自治区ガザ南部ラファへの大規模侵攻を自制すれば、イスラム組織ハマス幹部の居場所の特定などにつながる情報の提供を提案していると報じた。
これは、ワシントンポストが11日に複数の関係者の話として報じたもので、バイデン政権がイスラエルに対し、ラファへの大規模侵攻を自制すれば、ハマスのガザ地区トップ、ヤヒヤ・シンワル指導者の居場所の特定や、地下トンネルの発見に役立つ機密情報の提供を提案しているという。
イスラエルはシンワル氏について、2023年10月7日のハマスによる奇襲攻撃の首謀者とみて行方を追っている。
イスラエルメディアは、複数の当局者の話として、シンワル氏がラファには潜伏していないと伝えるなど、居場所の特定は難航していて、今後のイスラエルの動きが注目される。
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