インドネシアで大雨が降った影響により洪水が発生したほか、堆積していた火山灰が住宅地に流れ込むなどし、少なくとも37人が死亡、18人の行方が分からなくなっています。

 道路などの境目が見えなくなっていて、住宅のすぐ脇にいくつもの巨大な岩が迫っています。

 インドネシア当局は、西スマトラ州の各地で11日夜、大雨により洪水や土石流が発生したと発表しました。

 これまでに合わせて37人が死亡し、18人が行方不明になっているということです。

 このほか、280棟以上の住宅や複数のモスク、さらに約100ヘクタールの田んぼなどにも被害が出ています。

 現場は去年12月と今年1月に噴火したマラピ山の近くで、積もっていた火山灰が流れ込んだ地区もありました。

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