ロシア軍が国境を越えウクライナ東部ハルキウ州に侵入したことについて、ゼレンスキー大統領は11日、国境地帯の7つの集落で「防衛作戦」が続いていると明らかにした。

ロシア軍は10日にハルキウ州に侵入し、ロシア国防省は5つの集落を制圧したと発表している。

集落はいずれも国境沿いで、地元州知事は、30の集落が攻撃を受け4人が死亡、5人が負傷し、2500人以上の住民が避難したとしている。

こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、声明を発表し、「国境地帯の7つの集落で『防衛作戦』が続いていて、反撃を行っている」と明らかにした。

ロシア軍は国境地帯を制圧することで、ウクライナからのロシア西部への攻撃を防ぐ狙いがあるとみられる。

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