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<中古住宅をリフォームしようとした女性が床下でショッキングな発見。動画に付いたコメントに促されて警察に通報した>

オーストラリア在住の女性が、購入した自宅の中古住宅をリフォームしようと床板を剥がしたところ、ショッキングな発見をしてしまった。彼女はその様子をTikTokに投稿しているが、床板を持ち上げて地面を見てみると、そこには「謎の骨」が散らばっていたのだ。この骨の「正体」が何なのかをめぐり、ネットでは専門家たちが意見を交わしている。

■【動画】これは何の骨? 自宅の床下で「謎の骨」を発見...警察は「人間のものではない」とするも正体は分からず

看護師のカーリー・スター(41)は2024年1月、オーストラリア東部のニューサウスウェールズ州ゴールバーンにある家を購入した。「かなり古くなっていた」床を張り直すために床板を剥がしたところ、問題の骨を見つけたという。

スターはその様子を動画におさめ、自身のTikTokアカウントで共有した。動画の中で彼女は「人間ではなく動物の骨だと思う。でもほら、見てみて」と骨を発見した場所に向かい、床板を持ち上げる。

カメラはさらに床下を映し出し、スターは「私には分からない。これって何だと思う?」と問いかける。画面には、コンクリートの破片などに混ざって複数の骨が散らばっている様子が映っている。

スターは本誌に対して、「骨はとても小さく、おそらく動物のものだろうと思った。TikTokに動画を投稿したら警察に通報すべきだという声が多く寄せられたから、そうした」と述べた。地元ゴールドバーン警察の警察官らが現場を調べ、骨は「人間のものではない」と確認されたという。

インターネット上で大きな注目を集めた今回の動画の最後に、スターはこう問いかけている。「誰か動物の骨に詳しい人はいない?頭蓋骨がないみたいなんだけど」

人間のものではないとした警察だが詳細は明かさず

スターは本誌に対して、購入した家が築何年になるのか正確には分からないものの、「1800年代後半、おそらく1880年から1900年の間ぐらいに建てられた」労働者向けの小さな家だと述べた。

骨を発見したと警察に通報すると、警察がやってきて床板をさらに剥がし、「まるで犯罪現場みたいに写真を撮って」骨の長さを「特別な定規で」測り、骨の写真を撮っていったという。スターは警察がおそらくそれらの写真を骨の専門家に送り、「人間の骨ではないと確認されたものの、具体的に何だったのかは教えてもらえなかった」と述べた。

彼女は4月19日に再び動画を投稿し、警察からのテキストメッセージとみられるスクリーンショットを共有した。そこには「こんにちは、カーリー。骨は人間のものではないことが確認されました。ゴールバーン警察より」と書かれている。

「何の動物の骨かを断定するには、DNA検査が必要だと思う。いずれにせよ、骨はそのままにしてある」と彼女は述べた。

これが「何の骨か」をめぐって自称専門家たちが自説を展開

この「謎の骨」はTikTokユーザーたちの興味を引き、「何の骨か」をめぐって一部のユーザーが自説を展開している。

あるユーザーは「おそらくネコかアライグマだろう。頭蓋骨がないと何とも言えないが(私は動物考古学者だ)」と投稿。別の人物は「解剖学専攻です!大腿骨が見えるけれど、人間の成人にしては小さすぎるし、子どもにしてはしっかりしすぎている。動物の可能性が高いね」と書き込んだ。

また別の人物は「肩甲骨と骨盤から見て、おそらくネコだね」と述べ、さらに別のユーザーは「肋骨と肩甲骨が小さい。複数の異なる動物の骨である可能性は十分にある」との見方を示した。

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