「太陽フレア」の影響で世界各地でオーロラが観測されたほか、アメリカでは電力系統やGPSに異常が生じています。

 太陽の表面が爆発する太陽フレアは8日以降、連続して発生し、普段は見られないアメリカやイギリス、日本などの地域でオーロラが観測されています。

 こうしたなか、アメリカの海洋大気庁は11日、電力系統やGPSなどで異常が報告されたと発表しました。

 具体的な状況は明らかにされていません。

 また、イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業「スペースX」では、衛星インターネットに支障が出たということです。

 AP通信によりますと、アメリカの緊急事態管理庁は大きな影響は確認されていないという見解を示しました。

 太陽フレアは少なくとも12日まで続くとみられています。

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