イスラエルの戦時内閣が、パレスチナ自治区ガザ南部ラファでの作戦地域の拡大を承認したとアメリカメディアが報じました。

アメリカのニュースサイト「アクシオス」は10日、複数のイスラエル当局者の話として、イスラエルの戦時内閣が9日夜にラファでの地上作戦を行う地域の拡大を承認したと報じました。

イスラエル軍は7日、100万人以上の市民が避難するラファでの限定的な地上作戦の開始を発表し、ラファ東部で攻撃を続けていますが、今後、戦線が拡大する可能性があります。

地上作戦を行う地域の具体的な拡大範囲はわかっていませんが、あるイスラエルの政府当局者はその範囲について「アメリカが定めるレッドラインを越えたとみなされる可能性がある」などと話しているということです。

一方で、戦時内閣は仲介国を交えた戦闘の停止や人質解放に向けた交渉については、引き続き合意を目指すよう指示したとしています。

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