バイデン米大統領は米東部時間13日、ホワイトハウスで安全保障担当者らとイランによるイスラエル攻撃への対応を協議した(ホワイトハウス提供・ロイター)

【ワシントン=大内清】米国家安全保障会議(NSC)のワトソン報道官は米東部時間13日夕、「イランがイスラエルに対する空からの攻撃を開始した」との声明を発表した。声明によるとバイデン大統領は同日、政権の安全保障担当者らとホワイトハウスで対応を協議。イスラエルや他の同盟・友好諸国と緊密に連絡を取り合っているとしている。

声明は、「イスラエルの安全保障に対する強固な支援」を行うとのバイデン氏の立場を強調。米国は、イランからの脅威にさらされるイスラエルの人々とともにあると述べた。

イランは2日、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館領事部がイスラエルの空爆を受け、最高指導者に直属するイラン革命防衛隊の幹部ら7人と市民6人が死亡したとして、イスラエルへの報復を宣言していた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。