イギリスの製薬大手アストラゼネカは8日までに、新型コロナワクチンの製造および供給を停止する方針を明らかにした。

アストラゼネカによると、新型コロナワクチンの製造と供給を停止したのは、変異株に対応した新たなワクチンが開発され、需要が減少したためだとしている。

ワクチンは、2021年にイギリスで接種がはじまり、世界で約30億回分が供給された。

アストラゼネカ製ワクチンをめぐっては、接種後、まれに血栓ができる事例が報告されたこともあり、日本国内での使用は伸びず、厚生労働省は2022年9月に供給を終了している。

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