イスラエルは8日、イスラム組織ハマスとの恒久的な停戦を拒否、ガザ地区南部ラファへの攻撃を続けている。
イスラエル軍は、8日もラファ検問所周辺で攻撃を行い、数人のハマス戦闘員を殺害し、地下トンネルを破壊する準備を進めているとしている。
イスラエル軍による地上作戦が始まってから、ラファ検問所が閉鎖されている影響で、ガザ地区への支援物資が6日から届かなくなっていて、ラファにあるナジャール病院は機能を停止し、スタッフや患者が避難した。
人道上の危機が深刻化する中、8日、エジプトの首都カイロで、イスラエルとハマスの代表団は仲介役のアメリカなどと戦闘休止に向けた交渉を行った。
エジプトメディアなどによると、双方が交渉を続けていくことでは合意したが、イスラエルは恒久的な停戦には応じない方針で、進展はなかったとみられている。
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