ウクライナの首都キーウなど複数の都市がロシア軍の大規模攻撃を受け、9つの地域で停電が発生している。

ウクライナ空軍は8日、首都キーウや西部リビウなど7つの地域がロシア軍のミサイル55機とドローン21機の攻撃を受け、59機を撃墜したと発表した。4人が負傷したという。

民間住宅のほか、送電施設などエネルギーインフラが標的とされ、攻撃を受けた地域を含めた9つの地域で停電している。
エネルギー省は電力不足に陥る可能性があるとして,国民に節電を呼びかけている。

ウクライナは去年から、ヨーロッパに合わせて5月8日を第二次大戦の戦勝記念日としている。

ゼレンスキー大統領は8日、「第二次世界大戦のナチズムに対する勝利の日に、ナチズムのプーチンが大量ミサイル攻撃をおこなった」と述べ、ロシアを批判した。

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