アメリカ海軍は、横須賀基地を拠点とする第7艦隊のミサイル駆逐艦が台湾海峡を通過したと発表しました。

 8日に台湾海峡を通過したのは、アメリカ海軍第7艦隊所属のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ハルゼー」です。

 第7艦隊は声明で、台湾海峡の通過は航行の自由を守るアメリカの関与を示すものであり、国際社会のいかなる国・地域も航行の自由や権利を放棄するよう威嚇されたり、威圧を受けたりしてはならないと強調しました。

 中国が台湾への軍事的な威圧を強めるなか、第7艦隊ではミサイル駆逐艦「ジョン・フィン」が台湾海峡を3月に航行したほか、4月には対潜哨戒機P8Aポセイドンが飛行し、中国を牽制(けんせい)しています。

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