メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手の口座から不正送金したとして銀行詐欺容疑で訴追された元通訳、水原一平容疑者の罪状認否の日程が延期される方向で調整が進められていることがわかった。

アメリカ連邦検察と水原容疑者の代理人弁護士によると、9日に予定していた水原容疑者の罪状認否を延期することで双方ともに合意した。

出廷は、14日で調整が進められ、裁判所が最終確認する。

水原容疑者の代理人弁護士は、FNNの取材に対し、延期の理由について「日常的なスケジュール変更で、実質的な意味はない」とコメントした。

一方、次回は罪状認否が予定されているため、罪を認めることで刑罰を軽くする司法取引の協議を続けている可能性もあるとみられる。

水原容疑者は、日本円で約24億5000万円を不正に電子送金した銀行詐欺の疑いで訴追され、初出廷後に保釈されている。

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