イスラエル軍は7日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファに、地上侵攻を始めたことを発表した。

イスラエル軍が公開した映像では、パレスチナの旗がはためく中、戦車が突き進んでいく様子が確認できる。

地上部隊が制圧したのは、エジプトとの境にあるラファ検問所のガザ地区側で、イスラエル軍はこの場所から5日に、イスラム組織ハマスの攻撃が行われたとしている。

また今回の作戦で、ハマスの戦闘員約20人を殺害したほか、地下トンネル3本が見つかったと主張している。

ラファには住民100万人以上がいることから、国際社会から地上侵攻への懸念の声が高まっていた。

一方でイスラエル政府は、地上侵攻に先立ち、ラファの東部地域の市民に避難を指示しているほか、標的を絞った限定的な作戦だとしている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。