ヨーロッパを訪問している中国の習近平国家主席は6日、フランス大統領府でマクロン大統領らと会談しました。

習近平国家主席は6日、パリの大統領府を訪れ、マクロン大統領が出迎えました。習主席のフランス訪問は5年ぶりです。

日本時間の午後6時過ぎから始まった最初の会談には、EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長も加わり、ウクライナや中東情勢、貿易などについて協議しました。

冒頭でマクロン大統領は、「国際情勢はこれまで以上にヨーロッパと中国の対話を必要としている。私たちは歴史の転換点に立っており、構造的な課題を克服する必要がある」と述べ、公正なルールに基づいた経済関係の重要性を訴えました。

一方、中国外務省によりますと、習主席は「中国は常に戦略的かつ長期的な観点からEUとの関係に取り組んでいる」と関係を重視していることを強調。「中国とEUの関係が互いに強化され、共に発展することが望まれている」と関係強化に意欲を示しました。

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