アメリカのトランプ次期大統領が、デンマークの自治領であるグリーンランドについて「アメリカが所有すべき」と主張し、反発を招いています。
トランプ氏は22日、自身のSNSで新政権のデンマーク大使を発表した際に、グリーンランドについて「安全保障と世界の自由のため、アメリカはグリーンランドの所有と管理が絶対に必要だ」と主張しました。
グリーンランドはアメリカ軍の基地がある戦略的な要所で、トランプ氏は第一次政権時にもデンマークに購入を提案し拒否されています。
これに対しグリーンランド自治政府のエーエデ首相は「グリーンランドは我々のものだ。売り物ではない」と反発しました。
トランプ氏は、パナマ運河についても通航料が「ぼったくり」と指摘し、返還要求を示唆しています。
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