死刑制度に反対しているアメリカのバイデン大統領が死刑囚37人を終身刑に減刑すると明らかにしました。

アメリカのバイデン大統領は23日、死刑囚40人のうち、37人を仮釈放なしの終身刑に減刑すると発表しました。

バイデン氏は声明で「私はこれらの殺人者を非難し、卑劣な行為の犠牲者のために心を痛めている」としたうえで、「死刑制度を廃止しなければならないと確信している」と決定に理解を求めました。

バイデン氏は2021年7月から連邦政府として死刑執行を停止していますが、トランプ次期大統領は第1次政権時に17年ぶりに死刑執行を再開した経緯があります。

トランプ氏の政権移行チームは「世界最悪の殺人犯も含まれており、ジョー・バイデンの忌まわしい決定は被害者の遺族に対する侮辱だ」とコメントしています。

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