ドイツ東部でクリスマスマーケットを訪れていた人たちに車が突っ込み、これまでに2人が死亡、少なくとも60人がけがをしました。
銃を構える警察。その先には、車の背後でうつぶせになる男が見えます。
ドイツ東部マクデブルクで開催されていたクリスマスマーケットで20日、訪れていた人たちに車が突っ込みました。
地元当局によりますと、子どもを含む2人が死亡、少なくとも60人がけがをしました。また、15人が重傷で、死者はさらに増える可能性があるとしています。
警察は、車を運転していた50歳の男を拘束、単独犯による無差別襲撃事件とみて調べを進めています。
地元当局によると、容疑者はサウジアラビア出身の医師で、2006年にドイツに入国し、その後、永住権を取得。マクデブルクから数十キロ離れた町に住んでいるということです。
ドイツでは2016年に、ベルリン中心部で開かれていたクリスマスマーケットにトラックが突っ込み12人が死亡するテロ事件が起きています。
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