アメリカ議会下院は連邦政府の資金繰りを確保する「つなぎ予算案」を賛成多数で可決しました。上院でも可決されれば、政府機関の一部閉鎖は回避されます。

 アメリカ議会下院で20日、来年3月までの政府の資金繰りなどを確保する新たな「つなぎ予算案」に共和党と民主党の大半の議員が賛成して可決しました。

 トランプ次期大統領が強く求めていた債務上限の撤廃は除外されました。

 この後、上院で20日中に「つなぎ予算案」が可決されれば、政府機関の一部閉鎖は回避されます。

 「つなぎ予算案」に反対していたイーロン・マスク氏は与野党の調整を担った下院議長について「この状況で良い仕事をした」と投稿し、まずは矛を収めた格好です。

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