日本製鉄によるアメリカの鉄鋼大手・USスチールの買収計画をめぐり、バイデン政権によって買収が阻止される見通しだと、ロイター通信が報じました。
USスチールの買収計画は、アメリカ政府の対米外国投資委員会が審査を続けていて、今月23日までに買収を認めるかの結論をバイデン大統領に伝えることになっています。
ロイター通信は18日、委員会内で意見が対立し、未だに買収を認める判断には至っていないと報じました。
期限までに結論が出なければ、バイデン大統領に判断を委ねることになるため、買収が阻止される方向に進んでいると伝えています。
14日に委員会が日本製鉄に送った簡の内容から明らかになったとしています。
バイデン大統領はこれまで買収に否定的な考えを示しているほか、トランプ次期大統領も「買収を阻止する」と明言しています。
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