アメリカの国連大使は、安全保障理事会の緊急会合で、ロシアが北朝鮮の核兵器保有を容認する方向に傾いていると懸念を示しました。
アメリカ トーマスグリーンフィールド国連大使
「憂慮すべきことに、ロシアは北朝鮮の核兵器保有の容認に傾いているようだ」
国連安保理は18日、北朝鮮のロシアへの兵士派遣について協議する緊急会合を開きました。その中でアメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は、ウクライナ侵攻を続けるロシアと北朝鮮の連携を指摘し、「数十年にわたる朝鮮半島の非核化に関する姿勢を覆す可能性がある」とし、懸念を示しました。
一方、北朝鮮の金星国連大使は、ロシアとの軍事的連携について、「国際的な平和と安全に対する積極的な貢献であり、批判されるべきものでは決してない」などと主張しました。
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