イギリスで地方議会選挙が行われ、与党・保守党が議席を大きく減らし、大敗を喫しました。来年1月までに行われる総選挙で14年ぶりに政権交代する見通しが強まっています。

イギリスのイングランドでは2日、107の自治体の議会選挙などが行われ、3日夜までに大半の結果が判明しました。

BBCのまとめによりますと、102の自治体で開票が終わり、スナク首相率いる与党・保守党が選挙前の半分近くにあたる448議席を減らし、大敗しました。一方、最大野党の労働党は173議席増やしました。

また、同じ日に行われた中部ブラックプールでの下院議員の補欠選挙でも労働党の候補が当選しました。

今回の選挙は、来年1月までに行われる総選挙の「前哨戦」と位置付けられています。

保守党の大敗は有権者の不満があらわになったもので、総選挙でも厳しい戦いとなることが予想され、14年ぶりに政権交代が実現する見通しが強まっています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。