シリア大統領府は16日、SNSでアサド前大統領からとする初めての声明を公表し、アサド氏は計画的な亡命を否定しました。
亡命先であるロシアのモスクワ発で発表された声明で、アサド氏は首都ダマスカスが制圧される日の早朝まで職務に当たっていたと主張した上で、「シリアからの出国は計画されたものではなく、戦闘の最中、辞任や避難を考えたことはない」として計画的な亡命を否定しました。
また、「個人的な利益のために地位を求めたことはない」などとして、内戦下での優雅な暮らしへの批判に弁明しました。
アサド氏が声明を出すのは政権崩壊後、初めてとみられます。
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