中国の習近平国家主席は、北京でロシアのメドベージェフ前大統領と会談し、ウクライナ侵攻について政治的解決を求める中国の立場を改めて表明しました。

新華社通信によりますと、習主席とメドベージェフ前大統領の会談は12日に北京で行われ、両氏は、中露関係やウクライナ侵攻などについて意見を交わしました。

この中で習氏は、ウクライナ侵攻について「国際社会と協力して、危機に対する政治的解決のための有利な条件を作り出す」と述べ、政治的解決を求める中国の立場を改めて表明しました。

これに対し、メドベージェフ氏は「政治的解決を積極的に推進する意向である」と応じました。

また、習氏は「中露の戦略的連携を強化したい」と述べた上で、中露はBRICSなど多国間の枠組みの中で緊密に協力するべきだと強調しました。

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