数々の疑惑から「タマネギ男」とも呼ばれた、韓国のチョ・グク元法相の実刑が確定しました。

チョ・グク氏は妻と共謀し、娘と息子が入試で有利になるよう証明書などの書類を偽造した罪などに問われていました。

韓国の最高裁は12日に1、2審判決を支持し、懲役2年の実刑判決が確定しました。

チョ氏は文在寅(ムン・ジェイン)政権で法相を務めていましたが、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が検事総長時代にチョ氏の疑惑に切り込み、尹氏と文政権が激しく対立し注目されました。

チョ氏は2024年4月の総選挙で新党を立ち上げ、第3政党の代表になり「非常戒厳」宣言後も尹大統領の弾劾や捜査を強く求めていました。

実刑判決の確定で議員職を失い、近く収監される予定です。

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