国連のドゥジャリク事務総長報道官は、イスラエルからシリアとの間にある係争地「ゴラン高原」の緩衝地帯に進軍すると通告があったと明らかにし、「停戦協定違反だ」と批判しました。

国連 ドゥジャリク事務総長報道官
「国連はイスラエル軍が緩衝地帯に入り、その中を移動していることを確認した」

国連のドゥジャリク事務総長報道官は9日、イスラエル軍が「ゴラン高原」の緩衝地帯に入り、少なくとも3か所にとどまっていることを確認したと述べました。

イスラエルから緩衝地帯に進軍すると通告があったとし、イスラエルは「反体制派勢力による占領を防ぐための一時的な防衛措置」だと説明したということです。

国連は第4次中東戦争後にシリアとの間で結ばれた停戦協定に違反すると批判し、イスラエルに協定を順守するよう求めたとしています。

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