パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとイスラム組織ハマスの間の戦闘停止に向けた交渉では、幾つかの対立点が解消されたと報じられています。

ハマスの最高指導者ハニヤ氏は2日、イスラエルから交渉を仲介するエジプトなどに提示された案について、前向きに検討していることを明らかにしました。代表団を早期にエジプトに派遣する考えも示しています。

交渉をめぐりカタールのメディアは、エジプト当局者の話として「対立していたいくつかの点は解消された」と報道。また、イスラエル軍のガザからの段階的撤退などについて「満足のいく文言が得られた」と伝えていますが、一方でハマス側は「停戦が宣言されない限り合意できない」と話しているということです。

こうした中、アメリカの大学ではイスラエルへの抗議活動が激しさを増し、これまでに40校以上で2000人を超える学生らが逮捕されたと報じられました。これについて、ガザからは…

「ありがとうコロンビア大学。ありがとうUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)」

子ども達が感謝を伝える動画が、SNS上で拡散されています。

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