ルーマニアの憲法裁判所は6日、11月に行われた親ロシア派の候補者が首位となった大統領選挙の1回目投票を無効にすると発表しました。
11月に行われたルーマニアの大統領選挙をめぐっては、親ロシア派の候補者のジョルジェスク氏が投票率約23%で首位となり、いずれの候補も過半数を獲得できなかったため、8日に決選投票が行われる予定でした。
しかし、ルーマニアの憲法裁判所は6日、「選挙プロセスの正確性と合法性を確保するため」として選挙を無効にしてやり直すことを決めました。
当局が4日に機密を解除した文書によると、ジョルジェスク氏は動画投稿アプリ「TikTok」で選挙運動を展開し、これにロシアが介入した可能性が指摘されていて、地元メディアはルーマニアがロシアの攻撃の標的となったと報じています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。