内戦が続くなか、東シリアで反体制派勢力がシリア第3の都市近郊に到達するなど攻勢を拡大しています。
イギリスに拠点を置く「シリア人権監視団」などによりますと、反体制派勢力は5日、シリア中部の要衝ハマを制圧し、その後、さらに進攻を続け、6日にはシリア第3の都市ホムス近郊に到達したということです。
反体制派勢力は北部最大の都市アレッポを制圧して以降、首都ダマスカスの方向に向かって南下を続ける一方、シリア軍は相次いで撤退を余儀なくされています。
こうしたなか、シリアのアサド政権を支援するイランがミサイルやドローンのほか、軍事アドバイザーをシリアに派遣することを決めたなどとロイター通信が報じました。
さらに、レバノンを拠点とする親イランのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」も精鋭部隊の派遣を決めたということで、今後、戦闘のさらなる激化が懸念されています。
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