大規模な反政府デモが続くジョージアの情勢を巡り、駐日大使がSNSに投降したメッセージが波紋を呼んでいます。

 ジョージアのレジャバ駐日大使が5日、ジョージアの現状を説明する動画をX(旧ツイッター)に投稿しました。

 動画では現政権の立場について「親ロシア派でもなければ、EUの加盟に反対でもない」として、誤った情報が日本で流れていると説明。現政権を擁護するものととなっています。

 一方、動画に添えた横書きのメッセージは不自然に改行されていて、縦読みすると「信じないで」というメッセージにも読み取れます。

 SNS上では縦読みすることがレジャバ大使の真のメッセージだと受け取り、多くのフォロワーが縦読みで「大使を信じる」などと返信しています。

 ジョージアでは政府がEU(ヨーロッパ連合)への加盟交渉の中断を決めたことを受け、EU加盟を求める市民らによる大規模なデモが連日、1週間以上続いています。

画像:ティムラズ・レジャバ駐日大使のXから

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