アメリカのトランプ次期大統領は5日、中国大使に元連邦議会上院議員のデービッド・パデュー氏(74)を起用すると明らかにしました。

中国大使に指名されたデービッド・パデュー氏はジョージア州選出の元上院議員で、在任中は軍事委員会に所属していました。

パデュー氏は、11月、トランプ氏が表明した中国からのすべての輸入品への10%の追加関税をはじめ、強硬姿勢を続ける対中外交の窓口役を担うことになります。

トランプ氏はSNSでパデュー氏について「シンガポールと香港に住んだことがあり、40年にわたる国際ビジネスの経験がある」と紹介し、「平和の維持と中国指導部との生産的な協力関係構築という私の戦略の遂行に重要な役割を果たす」と期待を寄せています。

トランプ氏は、また、ホワイトハウスに新設する「AI=人工知能と仮想通貨担当」の責任者に起業家で投資家のデービッド・サックス氏を起用すると明らかにしました。

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