日本大使館職員と面会したなどとして先月29日にスパイ罪で懲役7年の判決を受けた中国の新聞社の幹部が、9日までに上訴することが分かりました。
関係者によりますと、上訴を決めたのは、共産党系の中国紙「光明日報」で論説委員を務めていた董郁玉氏です。
董氏の家族が発表した声明文によりますと、29日に読み上げられた判決文では董氏が拘束された2022年当時の垂秀夫大使などを列挙し、北京の日本大使館を「スパイ組織」だと指摘したということです。
これに対し、声明文では「董氏はジャーナリストとして日本やアメリカの外交官たちと透明に交流してきた」と反論しています。
関係者によりますと、董氏の上訴の意思は固く、期限である9日までに上訴するとしています。
画像:「光明日報」HPから
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