韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が「非常戒厳」を宣言した事態を巡り、弾劾訴追案が7日に採決される見通しとなりました。

尹大統領に対しては、45年ぶりとなる「非常戒厳」宣言を巡る混乱を受けて、「共に民主党」など野党6党が国会に弾劾訴追案を提出しています。

弾劾訴追案は6日未明から採決を行うことが可能になりますが、野党側は7日午後7時に採決を行う方針を示しました。

可決には国会議員300人のうち3分の2以上の賛成が必要で、野党だけでは足りないため、与党から賛成する議員が出るかが焦点となります。

一方、「非常戒厳」を進言したとされ内乱罪などで告発された金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防相について、捜査当局が出国禁止措置にしたと韓国メディアが報じました。

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