フランスの議会で内閣不信任案が可決されたことを受け、バルニエ首相がマクロン大統領に辞表を提出しました。わずか2か月半での内閣総辞職です。
フランスの下院にあたる国民議会で4日、内閣不信任案の採決が行われ、野党の左派連合と極右政党が賛成し、可決されました。
バルニエ首相は5日、マクロン大統領に辞表を提出し、内閣は総辞職しました。議会で対立が続いていた来年度の予算案は内閣総辞職により廃案となりました。
マクロン大統領は新しい首相を任命する必要がありますが、野党側が納得する人選ができるのかは難しい状況です。
ヨーロッパでは、ドイツでも予算をめぐる対立からショルツ首相の連立政権が崩壊していて、来年2月に総選挙が行われる見通しです。
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